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女子力を思い知らされた。

ボトムズケースアービン

昨日は新宿バルト9の"ボトムズフェスティバル"を観に行きました。
第一回目は「装甲騎兵ボトムズ Case;IRVINE」です。
上映前に第二回目予定の「ボトムズファインダー」の予告もありましたがこちらはボトムズらしさが全く無いので観にいきませぬ。
ボトムズファンはガンダムと違って名前にボトムズが入ってれば観に行く、とはならないと思う。
主人公キャラもなんか共感しにくいイメージ。


さて肝心のケース;アービンですがなかなか良かったです。
観る前はキャラが中途半端に地味でどうかな?と憂慮してましたがそれを補って余るATの活躍っぷりに少しときめきました。
特に最後に出てきた"ブラッディドッグ・アルティメットカスタム"はちょっとプラモ欲しいです。
話自体はネタバレになるので避けますが、まあ戦争ものではよくある話です。

キャラの思い込みが激しすぎるのも戦争という異常な環境が創りだした一種の精神病質を現しているのでしょう。
ヒロインのイシュルーナが髪型変わったりしてエロ可愛かったです。

総合的には新しいボトムズに成りえるかと言うとちょっと物足りなかったです。
面白かったんですけどそれはATの戦闘シーンありき、だったように感じます。
キャラ造形的にはペイガンの方が主人公にしたら目を引きそうな気がしました。

別にオヤジを出す必要は無いんですがもっとキナ臭さを出してもいいんじゃないかなぁ。
他のロボアニメと一線を画すリアル系ロボアニメというのがボトムズの最大の売りだと思うのでそこをスポイルするのは企画として頂けない気がします。


さて本題

楽しい時間を過ごさせていただいた後、なにやら劇場にスタッフらしき人たちがバラケだしカメラや照明を舞台に当て始めました。
どうやら監督や出演声優の舞台挨拶の時間らしいです。
自分はこの後に友人と会う約束があり丁度良かったので舞台挨拶のチケットを確保したのですが他のお客さんは当然のごとく声優さん目当てだった模様。
出演声優さんは主役の平川大輔さん、敵役の福山潤さん、ヒロイン役の遠藤綾さんです。
隣を見ると席が最後尾間近で舞台が遠くにも関わらず、興奮で身を乗り出す女性ファンたちが。

そう。

映写が終わり会場が明るくなって周りを見渡すと観客の9割近くが女性で占められていたこと気が付きました。

この上映…ボトムズ…だよな…?

声優の舞台挨拶なんてせいぜい20分程度。
そのほんの少々をわざわざ観るためだけに興味もないロボットアニメの上映会に?

それを裏付けするかのように司会による「この中でボトムズを観たことある人、手を挙げて」の質問には自分を含めて7~8人のみ挙手という事態だった。

ただ黄色い歓声で五月蝿いとかそういうことにはならなかった。
観客席は比較的静かに壇上を見つめていた。主に出演声優男二人を。

遠藤綾さんが挨拶するときだけ「おはようございます」の唱和がなかったのはどうなんだろう。
タイミング的に言えなかったというか遠藤さんが空気を読んで言わせなかったのかもしれないが。

隣の観客女性は壇上から一番遠くの席にも関わらず熱心に話に聞き入り監督の話にもいちいち頷いていたのが印象的だった。
他の観客を見ても静かではあるが一秒たりとも見逃さず聞き逃さずの煮え立つような熱意を感じた。


最後の抽選プレゼントなど声優さんに当てて貰いたいという執念のようなオーラを全体から感じました。
数少ない男性ボトムズファンの悲哀を感じたのか福山潤さんが「男に当たって欲しい」と願いつつ引いたクジが男性観客に当たってホッとする場面も。

ボトムズは元々女性にもターゲットを多少当てた造りにもなっていたので往年の女性ファンがいてもおかしくないんですけどね。
まあ会場に居たのは大部分平川・福山ファンでしょう。


舞台挨拶も終わりお開きになった後女性だらけの廊下に居た堪れなくなってトイレに避難しつつバルト9を後にしました。


あの女性ファンのパワーはすごいと思った一日でしたが自分の商売には全く関係ないのが残念でなりません。



…いっそ801本に手を染めて反応を見てみるかなぁ。まあ男が描いたんじゃ共感得られないか。興味無いし。

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